Wednesday, November 18, 2009

inferno magic


今日は同僚と幕張メッセまで国際放送機器展(Inter BEE)に行ってきました。

放送機器展といっても特に映像機器には興味がそれほどないんだけど、
自分のなかで目玉はILMのinfernoアーティストによる、スター・トレック、
トランスフォーマーリベンジ、ターミネーター4の豪華3本立ての
メイキングデモンストレーションがあるっつーこと!!
いい上司に恵まれ、あまり無いチャンスだから行ってきなと言われたのでお休み頂き
堪能してまいりました。

3本の講演を聞いて感じたことは、全然自分らとやってることが同じということ。
これはコンポジットに限りだけど、CGはただのエレメントであって、爆発やエフェクトは
撮れるものは撮ってinfernoの3Dカメラで貼り付けてコンポジットしていくやり方で
どうしても実写で無理なエフェクトはCG部隊に作ってもらってそれをinfernoで
こねくり回してフィニッシュにまで持っていってるんです。

ILMクラスになると爆発も破片も煙や気流、全部CGで創ってるもんだと思ってたのに
びっくりしましたねぇ。やはりトランスフォーマーやらターミネーターの
CGとは思えないクオリティは実写要素が不可欠なんだなと思った。
トランスフォーマーの船が沈没していくところも、まじめに流体シュミレートして
波や泡を計算してるもんだと思ってたのに別撮影した泡ぶく素材をぺたぺた
貼り付け~のベジェワープで歪ませ~の、ですごい力技なのに、
フィニッシュでは違和感ないし、画の作り方となじませ方が
相当うまいと思った(当たり前か・・・すいません;

CGはCGでめちゃくちゃよく出来てはいるんだけど、コンポジターの味付けで
劇的に豪華にクオリティーが上がっているのを見てすごく感動した。
ただ、CG部隊としては良くも悪くも精密にモデリングしてがんばったのに
コンポジターの画作りのためにデフォーカスをかけられ全然みえんジャン!
みたいな贅沢なCGの使い方もあるんだろうなぁ~


そうそう、トランスフォーマーのinfefnoのツリーの長さはハンパなかったけど
自分のshakeのツリーもまけてない!


(競うところが違う。
ただ、自分の8GPCでプレビューさえ困難なのに、infernoではサクサク動いてたので
ジェラスィかんじる。いいなぁ。。。

こんなすごい人たちと一緒に仕事したいし、おもしろい作品に関わるためにも
がんばろうと思った。むーん、改めて自分の仕事を好きになれた気がする。

No comments:

Post a Comment